ハーレーに合わせるヘルメットはデザインと安全性を考慮して選ぶ

背景ハーレー手前ヘルメット

バイクの死亡事故の原因の第一位は頭部損傷によるものです。そしてバイク死亡事故の犠牲者のうち40パーセント以上が、事故時にヘルメットが脱落しているというデータも過去にはでています。

ハーレーに似合うヘルメットは愛車であるハーレーを引き立てるデザインはもちろんのこと、安全性を重視しなくてはなりません。ライダーにとっては、デザインと安全性、どちらもバランスよく満たしてくれるようなヘルメットを選ぶとことが大切です。

ハーレーの本場はアメリカであり、アメリカで生産されたヘルメットは日本製のものに比べると、よりハーレーの世界観に近いものが多いという特徴があります。またハーレーは年代とともにデザインを変化させてきました。そのためハーレーの各モデルとヘルメットをどうマッチングさせていくかは、ヘルメットのデザインを見極めるうえでポイントであり、ライダーにとっての醍醐味であります。ライダーには、ハーレーの純正のヘルメットのほかに「BELL」や「SIMPSON」といったブランドが人気です。

ヘルメットの安全性を考えるうえで大切なことは、頭のサイズや形に合ったヘルメットを選ぶことです。合わないヘルメットを装着したままツーリングに出かけてしまうと、ヘルメットが上下左右にずれてしまいます。また万が一の時にはヘルメットが脱落してしまうことも考えられます。
国内で正規に販売されているヘルメットには、国の安全基準を満たした製品に貼られるPSCマークというものがついており、このマークがなければ販売はできません。輸入ヘルメットを検討する場合は、念のためにPSCマークを確かめることも必要です。ほかにも製品安全協会の安全基準を満たした製品にはSG規格が貼られています。

非営利の団体が定めた安全規格のSNELL規格というものもあり、国際格式のレースにおいてはSNELL規格をクリアしたヘルメットを使用することになっています。